くっくが亡くなって、もう、1ヶ月が過ぎてしまいました。。
サンクも、ふぁーも、くっくも、黒い犬だからでしょうか。いまだに、他の子のことを、「あれ?」っと一瞬思ってしまいます。
いつも、くっくが寝ていたところに、サンクが寝ていると、どきんっとします。
夜、ふぁーちゃんの動きに、くっくが重なります。
そんなときは、切なくて、涙が止まらなくなります。
なんて、くっくは可愛い子だったんだろう。なんてくっくは大事な子だったんだろう。私の中で、くっくが、どんどん大きくなってしまいます。
フラボーちゃんのお母様から、「あんまりに美しくて、安らかに寝ているので、眺めつつ、絵を書いてしまいました。」とメールを頂きました。
会ったことのないフラボーちゃん。
でも、つやつやして柔らかな毛の感覚が、美しい姿が、ちっちゃな口が、愛らしい足が、浮かんで来ました。
くっくも、くま子も13歳でしたけれど、なんて綺麗なんだろうっと思いました。
けづやもよくて、飾り毛は、きらきらしていて、ほどよくお肉ののった太ももは健康そうで、若々しいその体は、名前を呼ぶと、むくって体を起こして、いたずらっこの目で、私を見つめてくれそうでした。
燃えてしまったその残った骨ですら、綺麗だなーって思いましたもの。。
まして、まだ8ヶ月のフラボーちゃんは、さずかったばかりの、透き通るようなきらきらの美しさだったことでしょう。
きっと、心臓も胃も、何も疲れも汚れもなくて、つるんつるんの綺麗なままだったでしょう。
電車が、車輪のたった一つのネジが、金属疲労を起こしただけで、脱線してしまうように、命も、ほんの少しのちっちゃなところが、少しだけ悪かっただけで、死んじゃうのでしょうね。
他は、みんな、綺麗なまんまなのにね。
はかないですね。。。
フラボーちゃんを見つめる優しい目が、フラボーちゃんを描く、柔らかな筆遣いが、すぐそばで感じられて、もう1枚の、大きな崇高な絵がそこにあるように思いました。