ほんわり*ふぁ
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ちっとも獰猛じゃない犬たち
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オーストラリア(欧米のいくつかの国や都市)では、危険犬種と指定された犬達は、たくさんの規制がかかり、お散歩もおっきな犬とちっちゃくなってしなくてはならかったりする。。。
そんなとき、堂々と歩くためのセットが、こちら で紹介されたグッズ。
(日本語で紹介されているのは、こちら)

オーストラリアのサイトを見て頂けたらと思うのですが、背中に座布団くくりつけた上に、ぬいぐるみを着せられて、全身、すごい状態。。。。
ドーベルマンをスタンダードプードルにするセットのほかにも、シェパードをゴールデンにしたり、マスティフをオールドイングリッシュにするセットなどがあるらしい・・・・・。

こんなの着て歩いたら、どんなにしんどいだろう。。。。

ただ一つ、明らかなことは、こんな衣装を全部大人しく付けさせて、それで大人しく歩く犬なんて、半端じゃない、おりこうさんで、絶対に、「獰猛な犬」でも、「危険な犬」でもないだろう。。。。

犬種でひとくくりにすることの、不自然さやひずみが、こんなところにもあるように感じます。

特に、繁殖の規制は、本当に難しい問題のように思います。
質の良い繁殖を続けていけば、気性は、どんどん変わっていくことでしょう。
でも、繁殖が許されていることで、どこかで、悪い人間は、闘犬などの育成も、どうどうと続けることでしょう。
また、育成の途中では、遺伝が、100%クリアできるものでない以上、気性の荒い犬も、出てしまうことでしょう。

ヒトが作り出した犬達です。
ヒトが背負うべき問題は山積みと思います。
それを犬に押し付け、安易な流れにならないようにと、祈ってしまいます。
by phacelia | 2005-08-12 22:48 | 犬 まじめに・・