ほんわり*ふぁ
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くま子、倒れる

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今朝6時ごろ、ドサっという音と、くま子の悲鳴にびっくりして目が覚める。
くま子、足がもつれあってしまって、立ち上がろうにも立ち上がれない。。
抱上げて、クッションの上に寝かせる。
ぐったりしている。歯茎、舌を見ると、貧血を起こしている。。
何が、どうして、どうなっちゃったのかしら????

昨晩は、ご飯をぺろっと食べていたし、散歩もいつもどおり。
いきなりのことで、とまどうばかりでした。
水分を少し補給してみたり、蜂蜜水をあげてみたりしたけど、全然変わらない・・・。

これはまずいっと、寝ている主人を、「くま子が死にそう!!」と、たたき起こす。
でも、主人は余計に、全然ピンとこないみたいで、眠たそうにおきて、「くま子、大丈夫か?」っと言いながらも、単に横になっているだけみたいに思っているみたい・・・。

すぐに飛び出したい気持ちを抑えつつ、大急ぎで他の子の散歩をしたり、今日の約束の変更をしたりして、病院に向かう。
主人が、急に休むのが難しそうだったけれど、休んでもらって、同乗してもらう。

後ろに寝かせたくま子は、途中、カーブやブレーキやちょっとしたことに、とても辛そうにする。
急にもつれた足で立とうとしたり、悲鳴をあげたり、倒れたりする。
抱きながら、声をかけ、撫でてあげることしかできない・・・。

息がますます辛そうになり、意識レベルもどんどん低下していく・・・。
病院に着くまでに死んでしまうのではと、何度も思いました。

車の中から、何度か病院に電話して、院長先生にすぐ診ていただけるようにお願いしました。
「ひどい貧血で、呼吸も乱れ、意識もはっきりしていません。あと、病院までは20分位です。」
・・・・なんて電話を何度かしていたので、院長先生も、病院まで、なんとか、もってくれるようにと心配してくださっていたそうです。。。

病院に着いたら、すぐに緊急処置と検査をして下さいました。
その場に携わってくださった先生、AHTの方、みんなが、「くまこちゃん、がんばって。」っと、何度も声をかけて下さいました。

腹腔内で出血があり、状況から判断して一番考えられることは、「血管肉腫」とのこと。
つい先日、グローネンダールのマック君が宣告され、命を落とした病気です。。。

くま子は、肥満細胞腫で、2度手術していますので、ガンについては十分覚悟していたし、肝臓、脾臓への転移も気をつけていました。
エコーに詳しいと言われている先生に、2ヶ月に1度程度を目安に、定期的にエコー検査も受けていました。
まさか、こんなことになるとは、そして、血管肉腫という違うガンで倒れることになるとは、考えてもいませんでした。

病気についてや経過については、また、くま子の日記に詳しく書きたいと思いますが、色々考えた末、緊急手術をして頂き、脾臓を全摘しました。
手術をしても、再発率が高く、早期に転移の見られる病気ですので、再発したときには、安楽死をして頂きたいこともお願いしました。
手術は見学させて頂き、摘出した脾臓も見せていただきました。
脾臓全体に、小さな斑点状の病変が広がっていました。

くま子は、大変な状況にありますけれど、手術は無事に終わり、酸素室内で管理されています。
暫く入院になります。。

この写真は、ぷりんちゃんたちと、広場で遊んだときのくま子です。
ぽかぽか陽気の中、とっても楽しそうに笑顔でいました。
もしかしたら、くま子と遊びに行けるのは、もうないのかも・・・っと思ってしまうと、胸がしめつけられそうです。
このとき、誘って頂いて、本当によかったーって思います。
そして、誰を連れて行こうかなって悩んだのですが、若いのとおばあちゃんで、でこぼこコンビだなーって思いながらも、くま子を連れていってあげて、よかったって思います。

くま子の笑顔、だーーいすきです。
まだ、くま子と一緒にいられますように。。。
まだ、優しいくま子の柔らかい毛を抱きしめてあげられますように。。。
by phacelia | 2005-04-01 21:41 | 犬 病気のこと