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サンクの脱毛と、謎多き「メラトニン」
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サンクばあさんは、最近、脱毛がひどくなってしまっています。
右側は特にひどくて、こんな状態です。

サンクさんは、爪がはがれたり、割れたり、へんな風になったりもします。
これは、以前麻布大学などでも診ていただいたのですが、ホルモンなどの影響ではということで、結局答えは出ず仕舞いで、他に大きな症状もなく過ごしていました。

その爪の異常も、脱毛がひどくなったと同時に、悪化しています。

以前、脱毛が見られたとき、皮膚疾患の色々な検査をして、T4検査もしました。
その際、どの検査でも異常は認められず、甲状腺機能についても正常とのことだったのです。
ですが、このケースで1番考えられるのは甲状腺機能低下の可能性とのことで、とりあえず???甲状腺機能低下症の薬を飲みましょうということになりました。

その薬の服用後、一時は、毛並みも戻り、「薬の効果が得られた」ということで、この治療が継続されていました。

でも、又、悪化してしまったのです。
再度皮膚検査を行い、炎症やアカラスなどもなく、またまた高額なT4検査も出すことになりました。

そこで、主治医は、「メラトニン」を提案されました。
とりあえずの分を処方頂き、その後の分は、海外からの個人輸入の手配をしました。

この「メラトニン」なるもの。
すごーく謎だらけ。。。

ヒトでは主に、睡眠効果を期待されているものです。
そのほかにも、老化防止や、はては、抗がん作用なども期待されています。
動物実験で、投与されていない動物よりも、有意に生存期間が延長した。っなんてことも書かれてありました。

ですが、全く効果が得られないというデータもあり、FDAなどは、認可していません。

日本では、製造も、販売も、そして販売目的での輸入も禁止されています。
ただ、2ヶ月分までは、個人輸入することができます。
(それでも、ネットで検索したら、日本で国内向け製品で睡眠効果をうたって販売しているサイトまでみつけてしまいました。・・・・・まずくないのかな・・・。)

この謎多きメラトニン。
犬に対してを調べようと思うと、もっと謎が多くて。

犬用のものもありました。
犬用は輸入品を販売してもいいのかな。よくわからないけど・・。
「メラトニン配合・ペット用ハッピートラベラー 」という製品で、「緊張、不安、ストレスなどを緩和」とあり、脱毛についての効果は書かれてありませんでした

ネットで検索すると、ポメの子で皮膚異常で使用されている方のブログがありました。
又、http://www.petjpr.com/column/news-bin/Detail.cgi?rgst=00000330&CatgM=10
の、はぐれ獣医の皮膚病研究所内において、
「メラトニンとミトタンによる治療前と治療中において毛周期の停止(Alopecia X)した犬における副腎ステロイドホルモン濃度」
と、
「メラトニンの経口投与による成犬の性ホルモン、プロラクチンそして甲状腺ホルモン濃度への影響」
という、参考になりそうな文献内容を紹介されていました。

ポメラニアン23頭、キースホンド3頭、ミニチュアプードル2頭、およびシベリアンハスキー1頭での投与結果、部分回復を含めると、62%の犬に評価が得られたとあります。

ですが、この犬達は、前提条件として、「去勢した、甲状腺機能が正常で、正常なコルチゾール値の犬」です。
サンクの場合、検査結果にこそ異常はなかったものの、甲状腺機能の異常を疑われ、薬も投与されています。

犬の薬剤の投与量は、一般的にヒトより多い量ですが、このメラトニンも、サンクに対し、3mgを1日2回と、最初の量にしては多い量です。

しかも、ヒトでは、強い眠気が襲うのと、夜に効果が得られるものなので、「必ず睡眠前に」とあるのですが、サンクは、「朝晩2回」と言われました。

又、ヒトの注意事項として、ホルモン異常がある場合、服用してはいけないとあります。
自己免疫疾患の方の場合は、メラトニンは免疫機能を過剰に刺激するので使用してはいけないとも。。。

サンクにあげ続けていいのかな・・・・。
甲状腺機能低下症の薬との併用って、アリなのかな。。。。
わぁぁぁん、わからない。。。。
なんたって、認可されていないお薬なので、情報がなさすぎです。

すごーく不安です。
不安ですが、もし、脱毛も改善されて、ストレスの緩和にもなって、老化も防げて、発がんの抑制にもなるのなら、ものすごく魅力的です。

メラトニン・・・・どうなのでしょう。。。。

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by phacelia | 2008-06-19 11:09 | 犬 病気のこと