ぼのっちは甘えん坊です。。。。サンク姉さんのそばは安心なのね。
さてフィラリア予防薬は、ジェネリック製品が出ているのをご存知でいらっしゃいますか。
一昨年、シェアトップのイベルメクチンのチュアブル剤と同一成分の商品が相次いで承認を受け、現在の市場では、フィラリア予防薬は、全体では14剤も出ています。
既に市場の約2割がジェネリックに置き換わっているといわれていて、今後も、ジェネリックの拡大が予想されています。
そのため、大きな価格競争が起きています。
動物病院では、各製薬会社の価格条件によって薬剤を決定されているところも少なくないとお聞きしました。
最近、人医療では、ジェネリック薬品について、テレビのコマーシャルでも、しょっちゅう流しています。
どのメーカーのお薬を選ぶのか、その選択について、患者さんにゆだねられているのだということを紹介しています。
獣医療ではどうなのでしょうか。
全て動物病院にゆだねられていて、薬剤の選択も価格の選択も私達飼い主の選択ではないように思います。
安心を第一に考えられる獣医師も、価格を重視される獣医師もいらっしゃるかもしれません。
ジェネリックの指定ができる病院があるのでしょうか。
その前に、ジェネリックが出ていることを飼い主さんに知らせている病院はどの位あるのでしょうか。
価格競争で、仕入れ値に変更があっても、私達飼い主への予防薬の価格は変化しているのでしょうか。
私の掛かりつけの動物病院の先生は、フィラリアの予防薬は仕入れ値はだいぶ下がったとおっしゃっていました。でも、飼い主への価格は申し訳ないですが、例年と同額にしていますっとおっしゃっていました。
人医療と獣医療では一緒ではないですし、フィラリア予防薬は安定した大きな商品でしょうし、価格の設定も自由なのですし、不満を言うべきことではないと思います。
お聞きしたことに対し、誠実に答えてくださった先生に、感謝しています。
ただ、私達は知らないことが多いのだなーっと思います。
知ろうとしなければ、ますます知らないことだらけになってしまいます。
ジェネリックに限らず、フィラリアの予防薬に種類があることも知らない方もいらっしゃいました。
それは、病気の治療や予防のことについても同じだと思うのです。
飼い主として、自分の愛犬・猫に対し、必要な情報はネットワークを作って入手し、正しく理解できるようになりたいなっと思います。
2007年現在のフィラリア予防薬
★チュアブル
カルドメックチュアブルP(ZENOAQ)
イベルメクチンPI(フジタ製薬/大日本住友製薬)
パナメクチンチュアブルP(明治製薬)
トライハートチュアブル錠(ノバルティス)
エコハートチュアブル(エコファーマ)
★錠剤
ミルベマイシンA錠(ノバルティス)
モキシデック錠(共立製薬)
カルドメック錠(ZENOAQ)
パナメクチン錠(明治製薬)
ハートメクチン錠(あすか製薬)
アザバスカ錠(日新製薬)
★顆粒剤
ミルベマイシンA顆粒(ノバルティス)
★注射剤
注射用モキシデクSR(共立製薬)
★スポット剤
アドバンテージハート(バイエル)