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犬猫のガンの免疫療法
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(ぺルルドール とっても可愛らしいひらひらのチャイナローズです)

癌ワクチン」とか「細胞治療」とか、テレビとかで見聞きするようになったのって、つい最近だと思います。
以前は、期待していたほどの効果があらわれなかったそうですが、研究によって、どんどん進歩しているのでしょうね。
どんな治療なのかな?って思いつつ、よくわからないままでおります。

ヒトの治療でも、そんな風な理解しかなかったですし、犬猫の免疫治療については、D-フラクションなどのサプリメントや、インターフェロンみたいなのしか意識がなかったのですが、去年の3月号のCAPという獣医療雑誌で、「腫瘍免疫療法の可能性を探る」という特集があって、既に日本でも、犬に対して研究や実際の応用例があることを知りました。

先日、メールを時々やりとりさせて頂いていた知人から、その方の犬が、現在、その免疫療法を受けているとお聞きしました。

獣医療も、どんどん新しい治療が始まっているのですね。
実際に治療をしている方からお話を頂けて、「現実の治療方法なんだー」っと改めて思いました。

免疫の仕組みは、アレルギーやワクチンなどでも、何度も理解しようと本などを読んでみたりしているのですが、歳をとって頭が固くなってしまっているのか、文字が流れていくばかりで、なかなか理解できません。

免疫機能は、「自己」と「非自己」を認識して、「非自己」を排除するシステムです。
ウィルスや細菌とかは、他所から来るもので、それは、「自己」とは明らかに違う点があると思うし、その抗原を認識して、「きちゃだめ」っとか、「やっつけよう」とすることが、体の仕組みとして備わっているのですね。

でも、癌は、「自分の細胞」から発生するのですから、自己との違いを認識するのはとっても難しいのです。
それでも、ほんの小さな違いも見逃さずに、微弱抗原を見つけ、非自己として排除しようとする仕組みが体にはあるのですから、すごいですよね。
そしてそれを利用した治療方法が、開発されつつあるのですから、よくわからないなりに、すごいなーって、思ってしまいます。

知人が治療を受けている病院では、お聞きしたところによると、CTL療法、DCワクチンなどが行われている様子です。

CTL療法(活性化自己リンパ球移入療法、養子免疫療法)

末梢血から分離したリンパ球を癌抗原ペプチドとともに、リンパ球活性化物質(IL-2のサイトカイン)を与えながら、培養し、十分に活性させて、再び体内に戻す治療方法。
活性化されたT細胞は、生体内で様々な刺激を受けながら、サイトカインの産生や免疫担当細胞の活性化を図ります。

DC(樹状細胞)ワクチン療法

末梢血白血球(単球)より試験管内で誘導された樹状細胞に癌抗原を結合させ、体内に戻す治療方法です。
樹状細胞は、抗原提示細胞としてTリンパ球やナチュラルキラー細胞を活性化します。
活性化されたキラー細胞は、強力な細胞傷害能力を獲得して、選択的に癌細胞を殺傷します。

試験管内でキラー細胞を活性化・・・活性化自己リンパ球移入療法で、樹状細胞によって体内でキラー細胞を活性化させる・・・・のが、DCワクチンです。
DCワクチンにより向上した癌特異的免疫力は、活性化自己リンパ球移入療法により長時間持続するそうです。
この、活性化自己リンパ球移入療法と、DCワクチン療法を併用することで、治療効果が向上するそうです。

癌の免疫療法は、体がもともともっている自然治癒力を向上させて癌の増殖を抑える治療方法です。
何週間も培養したりするそうですし、お聞きしずらくてわからないのですが、きっと治療費も大変高額なのではないでしょうか。治験対象になっていたりして、治療費が減額になったりしているのかな??
まだ新しい治療方法で、従来の手術、放射線治療、抗がん剤などの治療に効果がなかったり、そういった治療ができない場合に限られて行われていて、ですからこそ、より、効果の期待が難しいと思うのですが、色んな治療方法の研究が進んで、治せる癌がどんどん増えていくといいなっと思いました。

今、免疫療法で頑張っている友人のワンちゃん。がんばれーーー。
大変な中、色々教えてくださってありがとうございました。

効果がたくさんありますように。
よくなりますように。。。
いっぱいいっぱい祈っております。
by phacelia | 2005-06-27 23:16 | 犬 病気のこと