ほんわり*ふぁ
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何をたべてくれるのかな
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今日は、酸素室から一般室に移っていました。
血液検査の数値をみても、肝臓の数値のGPT(正常10~50)が1000以上で測定不能だったり、白血球数値がすごく高いし、びっくり数値が並んでいるのです。
それでも、昨日より自分で立ち上がっていて、お水も飲んでくれました。

「いつも食べていて好きなものをもってきてください」と昨日言われました。
「いつも」というのが気になって、昨日は何も食べれない様子だったけれど、一日たてば食欲もわくのかなっとも思い、幾つかの缶フードなどを置いてもらおうともって行きました。
それから、チーズケーキやりんごとにんじんの入ったマフィンも、もっていきました。

でも、りんごのマフィンをほんの一口食べてくれただけでした。
病院でも、色んなものをためしてくれているのですが、何も食べてくれていないそうです。

先生からは、「これからの毎日は、一日、一日が神様の贈り物だと思って下さい。」といわれています。

くま子もそうだったのですが、血管肉腫は、大量出血があってショック症状を起こしたりするケースが多くて、手術中に死亡したり安楽死したりするケースもあります。
平均生存期間っというデータの中には、血管肉腫は、19日間・・・・なんて数字があったりします。
外科手術、術後の管理が上手くいき、術後2週間以上生存していたケースでも、他の治療をしなかった場合は、生存期間中央値は83日間

血行性の転移の早いガンですから、抗がん剤治療が考慮されるのですが、このガンの場合、副作用が重篤なケースが多く、又、いまのところ評価がそれほど期待できる効果が得られていないのです。

私は、くま子に「目指せ18歳」なんて夢のような期待をもっていました。
これからは先のことを夢見ることではなく、毎日を大事にしていかないといけないのですよね。

友人と話していて、「犬との暮らしは、最初から毎日が神様の贈り物だものね。」といわれて、私は、先のことを夢見るばかりで、一日、一日の大事さを軽んじていなかったかと思いました。
軽んじていた自分だからこそ、今の現実での、くま子との一日一日をずっとずっと考えてしまうし、こんな状況でも、まだ、そのときは、ずっとずっと先のことと思いたくて、この子には奇跡がっと願わずにはいられません。
by phacelia | 2005-04-03 23:31 | 犬 病気のこと